2018年09月30日

ファイナルファンタジーIX(FF9)物語考察〜いつか帰るところ



ファイナルファンタジーIX(以下FF9)は2000年7月7日にPSで発売された。前作FF8から約1年後の発売である。ドラクエ6は1996年、ドラクエ7は2000年8月26日発売であり、間隔が長い。FFはドラクエよりハイスピードで開発されていた。当時のスクウェアは世界的に見てもゲーム業界の最先端を突き進んでいた。

FF8のSF設定、八頭身キャラを取り払い、FF9は王道ファンタジー、デフォルメキャラとなった。2000年当時の私はRPGに興味がなく、当然FFの新作にも興味がなく、手をつけていなかった。アーカイブス版でプレイした時も、FF8とあまりに雰囲気が違い過ぎて、すぐやめてしまった。2018年になって、PS4のHDリメイク版プレイ動画をyou tubeで見た時、FF9の児童文学のような外見はフェイクに過ぎないと知った。FF9は哲学的なファンタジーだった。続きを読む


posted by 野尻有希 at 23:35 | ゲーム論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月17日

ファイナルファンタジーVIII(FF8)物語考察〜見出される時

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アルティメット ヒッツ ファイナルファンタジーVIII
スクウェア・エニックス 2006-07-20

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by G-Tools , 2018/09/17



FFシリーズで最も売上が多い作品(リメイク含まない)は、ファイナルファンタジーVIII(以下FF8)である。369万本売れている。FF8は1999年にPSで発売された。当時は大量にCMが投入され、フェイ・ウォンが歌う主題歌の「Eyes On Me」はオリコン洋楽チャートで19週連続1位を記録した。八頭身の美形主人公が美形ヒロインと恋愛するそのシナリオ構成は、3Dポリゴンのビジュアルとともに、ゲームの未来を予感させた。

しかし、当時大学生だった私は、ゲーム全般に興味を失っており、FF8も買おうとは思わなかった。中学の頃まではゲームに熱中していたが、高校は寮生活で、3年間でプレイしたのは「真・女神転生II」のみだった。大学になったら遊び倒そうと思い、プレステとセガサターンを買って、入学早々ゲームを始めたのだが、高校の3年間ゲームから離れた影響か、受験が終わって燃え尽きたのか、ゲームを全然楽しめなかった。それでもポリスノーツ、FF7等は面白かったのだが、それら名作をクリアすると、後はゲームをする気が消えうせた。FF8も同様で、プレイしたのは就職後、PS2のゲーム・アイカブス版が始めてだった。続きを読む
posted by 野尻有希 at 23:00 | ゲーム論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月10日

ドラクエ7物語論7(最終回) ED後の世界に残る人間の闇について考察



ドラクエ7の物語論も本日7回目で最終回となる。最終回では、大魔王オルゴ・デミーラと、魔王討伐後も世界に残り続ける人間の闇について考察しよう。

オルゴ・デミーラの手口は、歴代ラスボスの中でも卑劣で陰湿である。魔王は人間世界に災いの種をまき、人間たちが絶望しきったところで、大陸ごと闇に封じ込める。魔王に心を破壊された人の住む土地は、世界地図からも歴史からも消滅してしまう。次々と世界が消えていくことに気づいた神は、魔王に戦いを挑む。神と魔王は、精霊や英雄を巻き込んで、数百年に及ぶ長い戦いを繰り広げる。

主人公のアルス達が所属する現代世界は、魔王が神に辛勝した世界である。アルス達が住むグランエスタード島以外は、魔王の力で封印されている。神との長い戦いで疲弊した魔王は、魔空間の神殿で体を休めていた。アルス達は過去世界にタイムワープし、神との戦いを終えた直後の魔王オルゴ・デミーラを見つけ、倒す。長い魔王との戦いは一度終わり、現代世界で神が復活する。続きを読む
posted by 野尻有希 at 23:26 | ゲーム論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月03日

ドラクエ7物語論6 神父が魔物化する歴史改変SFをめぐる諸問題



後味の悪さでいえば、ドラクエ史上最強最悪の部類に入るレブレサックのエピソードを今回は取り上げる。レブレサックの村は魔物が作り出した霧に包まれている。神父を始めたとした4人の勇気ある者たちが、魔物を退治しに岩山に向かったが、4人は帰ってこなかった。村の教会には魔物が住み着くようになった。教会に住む魔物は、旅人のアルス達を悲しい目で見つめるだけで、襲ってこない。村長たちは、教会の魔物を倒すようにアルス達に頼む。断ると、アルス達は魔物の仲間と決めつけられて、岩山に幽閉される。続きを読む
posted by 野尻有希 at 21:08 | ゲーム論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月02日

ドラクエ7物語論5〜勇者は人の恋心に介入できない メモリアリーフの物語




(前回のあらすじ)グリンフレークの道具屋の娘リンダは、父母をなくし、借金を抱えている。ハーブ園の領主ボルックは、息子のイワンとリンダが結婚することで、借金を帳消しにしようとする。だがしかしリンダは、ハーブ園の庭師の息子ペペに恋していた。イワンのことを恋い慕うカヤは、リンダを追い出したいため、ペペににリンダと駆け落ちするようそそのかす。ペペはリンダの幸せを願って、街を一人出ていく。リンダはイワンと結婚することになる。

主人公のアルス達は、現代世界に復活したグリンフレークを訪ねてみるが、町があった場所は荒野になっていた。グリンフレークの近くにメモリアリーフというハーブ園のある町が栄えていた。ハーブ園の初代主人は働き者だったというが、現代の主人は女好きである。ハーブ園のそばの山には、ギュイオンヌ修道院がある。修道院の脇、ハーブ園がよく見える場所には、リンダという名前が刻まれた墓があったのだった……続きを読む
posted by 野尻有希 at 23:34 | ゲーム論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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