2014年10月23日

日本小説界のベストプラクティス、村上春樹を仮想敵としてベンチマークテスト

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キャプテンサンダーボルト
阿部 和重 伊坂 幸太郎
文藝春秋 2014-11-28

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by G-Tools , 2014/10/23



先週の金曜日、久々にマッサージに行った。全身こりこり、マッサージ中も過去最高の痛み。しかし効く。土曜日は、午後シナリオ・センターのコンクール入門講座に出席。夕方はシナリオ・センター研修科ゼミの卒業飲み会。夜は某小説教室の第2回講義を受講。日曜日は資格試験があるといって、夜まで飲まずに帰る。日曜日は、渋谷で情報処理技術者のITストラテジスト試験を受験。我ながらハードスケジュール。

ITストラテジストの試験終了後、悶々とした。論文があれでよかったのか、もっと別の書き方があったのではないか、悶々とする。去年受験した時は、論文よく書けたから多分受かっただろうと思ったけれど、見事に落ちた。今年は悶々とする。去年の春、合格したプロジェクトマネージャ受験後も、論文あれでよかっただろうかと悶々とした。中小企業診断士の二次記述試験後も悶々とした。試験後、悶々とするのはよい兆候かもしれない。

ITストラテジスト試験後は、またマッサージに。疲れるだろうと思って予約したけれど、そんな疲れていなかった。悶々としつつも、終わったという達成感があったのだ。ただし、マッサージを受けると気持ちがほぐれる。マッサージ中の時間はゆったり流れる。仕事をしている時やテレビを見ている時と、マッサージを受けている時の時間の流れは、大きく異なる。いかに普段体で生きていないかがわかる。頭を使いすぎ。もっと体で感じたい。

これからは別に疲れていなくても、週1回はマッサージに行くことに決定。1時間3千円、ホットペーパービューティーでネット予約できる店がたくさんある。

さて、ITストラテジストの試験が終わったから、これからは小説の創作に没頭できる。録画テレビ番組の消化が追いかけて来るが、まず小説を書きたい。そのためには日中の仕事で疲れをためず、夜創作に集中できるコンディションプランを立てる。日中の疲れをとるために、帰宅後少し眠ってから執筆するというのもありだろう。

日本における小説のベストプラクティス、ロールモデルは何か。戦後という大きなくくりで見ると、大江健三郎の次は村上春樹だ。村上春樹以後、たくさん小説が書かれているけれど、まだ村上春樹を超えるパフォーマンスを発揮した作家はいない。

小説を工業デザインとみれば、超えるべきベストプラクティスは村上春樹。村上春樹でベンチマークテストをする。村上春樹を超えるためには何をすればいいのか考える。こういう思考法を教えてくれたのは、中小企業診断士やITストラテジストの勉強を通じてだった。伊坂幸太郎と阿部和重の2人も、村上春樹と対決するために共同執筆小説を発表するし、とりあえず倒す相手は村上春樹。

スピリチュアル思想では、他人と比較しないことが大事である。ビジネスでは、競合他社と比較してパフォーマンスを上げていくことが重要である。どちらも真実だ。どちらも正解だ。かつどちらも間違いなのだ。自分の状況に適合する選択肢を選び取るだけだ。それくらい適当でいいのだ、栄養バランスよく生きていくためには。

今の自分が小説で生きていくために必要なのは、他人と比較せず自分の世界を創り上げることである。同時に競合他社と比較してパフォーマンスを上げていくことである。競争することに疲れたら「比較しないのもいいじゃないか」と言い、他人と比較しない日常の穏やかな幸せに飽きたら、「日本小説界で世界的に最高のパフォーマンスを発揮している村上春樹を対象にベンチマークテストするぞ!」と意気込めばいい。足りない。足りなすぎる。ならトレーニングだ。

状況は高速で変化していく。常に変化する状況に俊敏に対応する。状況判断を最適化して、その場その場でベストなプレイを行う。それこそ現代サッカーに求められる戦い方であり、現代人に求められる生存術でもある。
posted by 野尻有希 at 00:17 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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