2014年10月28日

三転倒立ライフスタイルのすすめ〜仕事、副業、私生活を三転倒立でバランス保つ

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若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)
村上 春樹
文藝春秋 2004-10

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by G-Tools , 2014/10/28



先週土曜日、シナリオ・センターでコンクール入門講座最終回受講後、ライターズ・バンクの登録面談を受けてきた。ライターズ・バンクの入会資格は、脚本コンクールの受賞者、またはシナリオ・センターの教科最終工程・作家集団に所属することである。入会すると企画コンペなどの募集連絡が毎月届くようになる。ここから先は守秘義務契約があるので開示できないが、いざ面談を受けてみたら考え方が変わった。コンクール受賞より作家集団に所属することを優先目標にしてきたけれど、やはりコンクール受賞実績があると、仕事上有利になる。小さな仕事を繰り返してライター実績を積むことも大事だけれど、コンクールを受賞して、長編を書く力があると証明することが必要だ。そう思った。

自分は脚本家志望ではなく小説家志望である。小説一本に絞り切ってスタートする自信がないので、最初は媒体を限定せず、小説、脚本、コラム執筆、ウェブ記事製作、ゲームシナリオ、漫画原作など、自分の感性にフィットするものがあれば、何でも応募することにする。本当に小説一本でやっていく自信があるなら、小説だけに時間を集中投資したらいい。ただ、一本集中でそんなうまくいくとも思えない。そこまで自信もない。

小説の書き方本などを読むと、小説一本に集中した方がいいと書かれている場合が多い。ただし、編集者やマネジメント側の意見を聞くと、小説一本に集中せず色んな可能性を試した方がいいと言う場合が多い。小説家志望の人に小説表現がふさわしいかはわからない。他の媒体の方がフィットする可能性もある。また、最初は気にくわない仕事からスタートして、人脈と実績構築を重ねていき、最終的に自分のやりたいキャリアにたどりつくというキャリアプランもある。そんな人生うまいこといくわけないのだ、客観的には。

企画募集に応募して、落選を繰り返す。当選してもそこそこのギャラだから、生活に苦しむ。葛藤と課題の克服を繰り返して、最終的に望むキャリアステージに立つ。それこそドラマだ。最初から爆発的ヒットなどハリウッド映画の夢物語。いや、ハリウッド映画の主人公こそ、苦労して苦労してハッピーエンドにたどりつく。

順風満帆に見える人は、誰よりも自分自身に対して厳しい人だ。厳しいからこそ、人に批判される前に自作を批判し、修正できる。僕も厳しく自己批判を繰り返して作品の質を高めていこう。なんかマルクス主義みたいで嫌だけれど。

そういえば、土曜日の午前中、歯医者に行ったのだった。3ヶ月に一度の定期検診で、顎関節症かもしれないと言われた。歯をくいしばる癖があるから、肩と首がこる。頭痛もする。くいしばって頑張ることは辞めて、「昨夜のカレー、明日のパン」の星野源のように、体の力を抜いて笑って生きていきたいと思ったことを思い出した。

月曜日、出社すると、気持ちが全然違う。今まではいやいや働いていた。創作で食べていけないから、昼間の仕事を続けている。早く辞めたいと思いながらも10年以上スーツを着て働いてきた。職場とも数か月以内に別れることになる。そう思うと、星野源みたく力が抜けた。

夫と別れることを決意した妻のような気持ちで、一日働くことになった。夫は妻の離婚の意思を知らない。けれど妻はもうすぐ離婚すると固く決意している。決意するからこそ、体が軽くなる。柔らかくなる。

会社を辞める時は、新人賞を受賞して、順風満帆の気持ちで辞めるのだろうと夢見ていたけれど、実際は気苦労が多い。受賞する未来はまだ遠い。しかし、受賞しないでもコンペに出ることができる。そこまでたどりついたのだ。ただ、もらえる給料は会社時代の収入より低い。受賞してもしばらくはきつい未来も予想される。新人賞を受賞してすぐ会社を辞めるなと編集者は言う。ある程度収入源が確定してから、会社を辞めないと、受賞後鳴かず飛ばずで苦労する可能性が高いためだ。(ここまで書くと、ネットで注目を集めてデビューしてしまえばいいじゃんという悪魔の言葉が耳に聞こえて来たけれど、ネットでうまくいかないからこそ、ネット以外の媒体でやることにしたのだ)

受賞もしていない自分が、未来を案じる必要はない。けれど、会社を辞めた後どうやって収入を確保していくのか、不安でしょうがない。

いつ辞めるのか、具体的な日付は未定だ。辞めずに今まで通り、だらだら書き続けるのかもしれない。副業OKな仕事に転職して、創作とオフィス労働のWワークを続けるかもしれない。自分は在宅ワーク希望なので、できれば在宅ワークできる仕事、もしくは心理カウンセラーなど独立開業できる仕事と、創作をWワークで続けていきたい。本業、副業、趣味の三転倒立ライフスタイルである。

未来の話は以上にして、ここからは現在の話。とりあえずは小説の新人賞受賞を目指す。そのためには、11月に2本短編小説を書き上げる。1本目は来年3月末締切の応募用。11月中に山村教室の原稿として提出。3月までに講師の先生から添削してもらえるので、添削を踏まえて、3月に応募する。

このようなブラッシュアップの方法は、ネットの時間の流れに比べてあまりに悠長なので、11月に書くもう1作は、12月締切の新人賞に応募する予定で書く。こちらは、シナリオ・センター作家集団のクラスで発表し、意見を聞いて修正していく。

続いて、スケジュールの詳細化。

山村教室提出作品は、11月22日に山村教室応募締め切り前の提出を目標にする、すると、11月5日から毎日5枚書いていっても、余裕で終わる。

12月応募作品は、11月22日以降毎日5枚書けば余裕で終わる。

さて、こうなると11月の最初の三連休に余裕ができたので、箱根に泊まりに行くことに決めた。11月最初の土曜日はもともと作家集団のクラスに出席予定だったけれど、11月の1週目にプロット作りが終わる見通しがない。がんばればできるけれど、顎関節症が悪化するかもしれない。星野源のように気楽にいこう(と自分を甘やかす)。

11月1日と2日は、リフレッシュを兼ねて、箱根温泉を堪能する。ガラスの森、彫刻の森、ポーラ美術館、星のおうじさまミュージアム、強桶谷、箱根温泉、箱根関所、温泉ホテルを堪能しつつ、小説2作品の構想を練る。これから収入不安定になる可能性があるというのに、また旅行。収入がそこそこ安定しているうちに得れるものは得ておきたい。「リアリティーを得るために金と時間を惜しむな」の法則を実践する。

顎関節症が悪化しないためにはどうするか?

くいしばってがんばらないこと。

星野源のように微笑むこと。

仕事だと言って根気をつめないこと。

仕事を楽しみ、喜びとすること。

仕事とは、パーソナル・コア・バリューの発現の機会だと思うこと。

会社を辞めることを恐れないこと。

収入が一時的に激減するリスクを恐れないこと。

自分の才能を信頼すること。かつ過信しないこと。

自分を評価してくれる数少ない人とのつながりを大切にすること。

本当に大切なものを表現するために働くこと。

三転倒立ライフスタイル。仕事、副業、私生活を三転倒立でバランス保つ。

ワークライフバランスとは違う。

仕事と家庭の両立なんかじゃない。

頭と両手をうまく使って三転倒立し、仕事、副業、私生活を支えるのだ。
タグ:三転倒立
posted by 野尻有希 at 00:53 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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