2015年01月06日

新年のご挨拶、2015年の執筆計画、グレッグ・イーガンのすごさ

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しあわせの理由 (ハヤカワ文庫SF)
グレッグ イーガン Greg Egan
早川書房 2003-07

祈りの海 (ハヤカワ文庫SF) ひとりっ子 (ハヤカワ文庫SF) あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF) プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF) ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

by G-Tools , 2015/01/06



久々に日記の更新。明けましておめでとうございます。戦後70年で高野山開創1200年の今年もよろしくお願いします。

去年は結局、太宰治賞に応募したのみ。年末の文学界は、風邪をひいたし、途中書けなくなったしで、結局応募しなかった。一日50枚書けるぞと思っても、土日に風邪をひいていると書けなくなる。直前に書くのはやめにしようと思っていたのに、また直前まで引っ張ってしまった。今後は1週間前に第一稿を終わらせて、応募原稿未納品が発生しないように注意する。プロの書き手になっても未納品は信頼失墜のもと。確実に納品できるようマネジメントする。

というわけで1月は、創元社のSF新人賞と講談社の小説現代新人賞に応募予定。

現在SF新人賞の過去受賞作を読みまくっている。以前は過去の受賞作一作も読まずに応募を繰り返していた。今は受賞作読まないで応募とか考えられない。シナリオセンターで学んだ効果だ。受賞作の影響を受けてもいけない。過去の受賞作の内容を踏まえたうえで、過去の作品を超える新しさを提供しなければ、勝ち残れない。過去の受賞作だけでなく、応募する新人賞のジャンル全体に対して新しさを提示できなければ、受賞後、話題にならず、受賞作だけで消えていくわけだし。

休みの日は集中すれば、400字詰め原稿用紙50枚分書ける自信を得た。休みが4日あれば200枚の長編を書ける。月に長編一作は楽勝、書き上げるだけならば。

今まで通算で小説らしきものを63作品書いてきた。応募は40作くらい。ここまででだいたい5千字くらいは小説を書いてきただろう。現在までの総量と同じ分量をもう1サイクル書けば、1万字に到達する。創作分量が1万字に到達する前に新人賞受賞を目指して、執筆を続ける。量が質を作ることを願って。

14年くらいかけて64作品。だらだらしたし、2年くらい何もフィクション書いていない期間もある。1か月1作は新人賞に応募するのをルーティンワークにすれば、あとほんの数年で創作分量1万字に行けるはず。

SF新人賞の選評を読むと、多くの人が「イーガン」という言葉を使っている。「イーガン以降」とか「イーガンのような」とか。

イーガンでSFはがらりと変わる。イーガンはやっぱりすごい。SFというジャンルを超えて、時代の作家だと思う。というわけでかつて読んだイーガンの文庫を流し読み。

エンタメ小説より純文学の方が難解だし、純文学よりSFの方が難解だと思った、SFの新人賞受賞作もばりばりハードSF揃いだし。SFが売れないと言われるけれど、純文学より難しくてわかりにくいから当たり前だろうと思う。けれどすこぶる面白い。イーガンに導かれて、しばらくSFに集中。
タグ:日記
posted by 野尻有希 at 00:08 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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