2017年01月26日

「SWITCHインタビュー達人達」映画監督行定勲×作家宮本輝より印象的な言葉のまとめ

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蛍川・泥の河 (新潮文庫)
宮本 輝
新潮社 1994-11-30

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by G-Tools , 2017/01/26



NHK教育「SWITCHインタビュー達人達」映画監督行定勲×作家宮本輝より印象的な言葉のまとめ。

宮本:何か足りないなと思ったらもっと足りなくする。付けたしていくのではなく削っていく。書きたいものを書いたらいけない。書かずに書く。

行定:空気は映らないと言われるけど、僕は空気は映ると思っている。空気は作り出さなければいけない。空気を作れなければ、理想とする場所に俳優をおく。空気や光を求めている。

宮本:書き終わって、大事なことが抜けていると思って書き加えて、もう一度読み返すと、ますます離れていく。いかに削るか。最初に習ったコツは取ってしまうこと。

宮本:大衆に受け入れられなくて何が芸術だと思っている。ビジネスとして成り立たなければいけない。8勝7敗で勝ち越さないと。負け越しが続くと十両に落ちるから。

行定:ヒット作が続いていた頃、森田芳光監督に電話で言われた。「行定君、僕ひとつだけ助言しておくよ。7割バッター狙ってるでしょ」、当たってなんぼじゃないですか、当たって次のチャンスが与えられるんで、がんばってますと答えたら「3割でいいよ」と。「7割目指すとだめになるよ。あとの7割は冒険しな。そうすると、自分が何か面白いか、何を得意としているか見えてくるものだし」と言われて、なるほどと思った。

行定:宮本作品は、とにかく見せ過ぎない。描き込まない。映画監督にも必要なんだろうな。描きすぎると、観客がお腹いっぱいになって、次飯食っている時に忘れちゃう。
posted by 野尻有希 at 20:08 | TrackBack(0) | 創作技術論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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