2011年07月18日

時事評:なでしこジャパンのサッカーW杯優勝から女性の社会進出まで

女子サッカーワールドカップで日本代表、通称「なでしこジャパン」が優勝した件で、2、3のつぶやき。

なでしこジャパンがサッカーW杯初優勝、2-2後のPK戦で米破る(2)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=awHvwZabH0vg

・国際サッカー連盟(FIFA)主催大会では、男女を通じて初の優勝。澤選手は得点王かつ大会MVP。ミラクルサプライズ。

・決勝戦は起床して見ていたけど、強豪アメリカにおされていたし、途中で眠った。朝7時にニュースをつけたらPKで競り勝って優勝。

・あれくらい押されていると、もう勝てないだろうなと諦めれてしまう。けれど、PKまで持ち込んで勝った。メンタルの強さ、あきらめない粘り強さ、それを支えるフィジカルの強さ。続きを読む
タグ:時事評
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2011年01月26日

サッカーアジアカップ日韓戦、日本PK戦の末に勝利

サッカーアジアカップ日韓戦は、1−1で延長戦に突入。2−2でPK戦に。PKで日本勝利。ワールドカップパラグアイ戦、PKで負けた雪辱は返したし、日本チームの成長を実感できた。今までで一番よいチームになっている。ワールドカップの時の日本代表より強い、精神的にも肉体的にも。見ていて気持ちがいい試合をしてくれる。精神的に強いと言われる韓国相手でも屈しないメンタルの強さが感じられた。

試合後は両チーム握手。これぞスポーツ。両サイドから攻め立てるザッケローニ監督の戦術も評価。優勝して欲しいところ。
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2010年10月08日

スポーツ批評:キリンチャレンジカップ2010「日本vsアルゼンチン」日本がアルゼンチンに歴史的勝利

キリンチャレンジカップ2010「日本vsアルゼンチン」日本がアルゼンチンに1−0で歴史的勝利。アルゼンチンに勝った日本は初めて見た。メッシ、イグアイン、テベスとアルゼンチンは有名スター選手をそろえており、手を抜いてるわけじゃない。日本は互角に戦っていた。アルゼンチンが強豪国で、日本は弱小国という印象は、テレビ画面から出てこなかった。メッシをとめるし、ディフェンダーも抜いていく。今後も日本代表には期待できる。自負があるし、サッカーの伝統国に尊重もされている。

まあ今日のアルゼンチンはチームになっていなかった。相変わらずメッシに頼った一昔前のサッカー。戦術を抜本的に変えない限り、弱小国相手には圧勝できるけれど、ある程度現代的戦術を駆使する国には勝てないだろう。日本は組織的に守っていたし、組織的に攻撃していた。4−2−1−3でしばらく戦っていけそう。本田、香川、岡崎、前田、川島、長友、遠藤、阿部。タレント豊富だし、ザッケローニの采配も悪くなかった。
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2010年07月19日

雑誌評:『Numberワールドカップ決算号』現代サッカー理論の未来

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Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2010年 7/29号 [雑誌]
文藝春秋 2010-07-16
おすすめ平均 star
star32か国それぞれが思い描いた未来への弾道

週刊サッカーマガジン増刊 南アフリカワールドカップ決算号 2010年 8/25号 [雑誌] WORLD SOCCER DIGEST (ワールドサッカーダイジェスト)増刊 南アフリカ・ワールドカップ 大会総集編 2010年 8/15号 [雑誌] Sportiva 2010 FIFA ワールドカップ速報&総集編 Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2010年 6/3号 [雑誌] Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2010年 7/15号 [雑誌]

by G-Tools , 2010/07/19



スペインが前回ユーロで優勝した時以来、久々にNumberを買う。やっぱりイニエスタのファンとしては、イニエスタが優勝カップを持っていると買いたくなる。Numberは試合解説の文章が19世紀の小説みたいだから好きだ。

さて、ワールドカップ分析記事の要点まとめ。続きを読む
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2010年07月13日

2010ワールドカップ総括:個の力で危機的状況を打開する思考力の育成が必要

開催前は、日本は弱いし、ヨーロッパのチームもやる気なさそうだし、興味なしと公言していたワールドカップだが、いざ始まってみれば、日本代表の決勝トーナメント進出に心踊り、芸術的パスワークを繰り出すスペインの優勝に涙した、すばらしいスポーツイベントだった。さて、大会全体を振り返って社会学的に総括すると、個の力で危機的状況を打開する思考力が、フィールド上の選手に求められた大会だったと言える。

レッドカードで退場者が出た時、相手チームがファウルしまくってきた時、相手チームの戦術が突然変わった時、自チームの戦術が全く有効でない時、どう対応していくか。戦術の変更は指揮官である監督に求められるが、監督が選手全員の行動を管理しているわけではない。ゲームをしているのは選手たちである。フィールド上の選手一人一人に、危機的状況を迎えた際に状況判断が求められる。

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2010年07月04日

サッカー批評:スペイン対パラグアイ〜カルドソの涙にもらい泣き

ワールドカップ準々決勝スペイン対パラグアイ。前半はパラグアイが堅守でスペインサッカーを封じ込む。後半に支配が動く。パラグアイがPKを得る。カルドソのシュートをカシージャスがキャッチする。その直後、今度はスペインがPKを得る。シャビ・アロンソがゴールを決めたが、PKのキックを蹴る前にスペイン選手がペナルティエリア内に入っていたために、PKやり直しとなる。再度シャビ・アロンソのシュートをパラグアイのキーパーが止めた。

以降、後半はスペインが早いパス回しでパラグアイをかきまわす。調子の悪いF・トーレスを交代させて、中盤を厚くしたことが功を奏した。イニエスタのドリブル、パスからチャンスが生まれ、最後はビシャがゴールを決めた。スペイン60年ぶりに準決勝進出、準決勝は、前回のユーロで決勝を戦ったドイツとの再戦となった。続きを読む
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サッカー批評:アルゼンチン対ドイツ - ドイツの圧倒的勝利

ワールドカップ準々決勝で、過去何度も優勝をめぐって対戦しているドイツ対アルゼンチンが対戦した。ドイツ優勢の下馬評通り、前半からドイツが圧倒。ドイツの選手はワンタッチのパス交換で、アルゼンチンのゴール前をかきまわす。サイドも広く使う。中盤から何人も選手が飛び出してくる。

後半アルゼンチンが攻める時間帯もあったが、アルゼンチンは好機を活かせなかった。攻められながらも、ドイツはチャンスを活かし、後半3点獲得。4対0という結果に終わった。イングランド戦でのドイツ圧勝は偶然ではなかったのだ。このチームはすごすぎる。有機的に全選手が結びついて勝利する。スーツのジャケットを脱いだドイツの監督が男色家っぽいのが気になるが、スタジアムに観戦にきていたメルケル首相も喜ぶ圧勝である。続きを読む
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2010年07月03日

サッカー批評:ブラジル対オランダ〜優勝候補散る

ワールドカップ準々決勝ブラジル対オランダ戦。前半はブラジルが身体能力と技術を駆使してオランダを圧倒。1対0で前半終了。後半このままブラジルが逃げ切るかと思いきや、オランダがフリーキックからのオウンゴールで1点返し、スナイデルのヘディングで逆転した。ブラジルとオランダの選手が本気を出して、闘志むき出しで戦いあう。ブラジルのメロがロッペンをスパイクで踏みつけ、レッドカードで退場。以降はオランダが冷静に試合展開を支配し、オランダが勝利した。ワールドカップならではの名勝負だった。

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2010年06月30日

日本対パラグアイ:PK戦後の光景

日本ベスト16で惜敗。4年後につながる戦いでした。

・PKをはずした駒野をみんなで励ます姿。松井が泣きながら駒野を支える姿。よいです。

・パラグアイのサポーターも、日本のサポーターも、祈りながらPKを見ていました。

・ワールドカップはやっぱり燃えます。開催前は興味なかったけど、にわかにすばらしい。強豪パラグアイと普通に戦っていたし。

・南アフリカで犯罪あるとか売春婦いっぱいるとか不安を煽っていたニュース番組、もう信じません。恐怖を煽られたら全部無視。いつもとかわらぬワールドカップ決勝トーナメントの味わい。

・次はスペイン対ポルトガル戦。アルゼンチン、ブラジル、ドイツの戦いも楽しみ。

・ああ小説書かなきゃいけないんだった。やっぱり小説じゃなくていいや。ジャンルは何でもいいから、ワールドカップの質感にマッチングするものを書いていきます。

・けいおん!!の放送どうなんだろ。最終回? 7月以降も続くの?
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つぶやき:PK戦になりました

サッカーワールドカップ
決勝トーナメント1回戦
日本対パラグアイ

ワインのみながら観戦中。

延長戦前後半終了し、PK戦に入りました。

・川島がとめます。

・日本全員決めます。

・みんないい顔してます。

・岡田監督の青いメガネフレームも光っています。

・サンタクルスがかっこよかったです。

・歴史に残るPKです。
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ワールドカップテレビ中継のアナウンサーの声が大きい件

ワールドカップ決勝トーナメント1回戦日本対パラグアイ0対0で延長戦突入。

・アナウンサーの声がうるさい。時々燃えて声が大きくなる。深夜だから、アナウンサーの声があがると隣の部屋の人に迷惑。故にインナーイヤーヘッドフォンで視聴続行。

・アナウンサーと解説はいらないかも。もうテレビの画面は大きいし、アナウンサー音声なしの生映像の方が、スタジアムにいる臨場感が出るかも。しかも、隣の部屋を気にすることなくなるし。

・アナウンサーの音量を下げるテレビも出ている。そういうニーズはあるだろう。特に深夜の放送は民報気をつけて欲しいところ。

・中村けんごのゴール前ドリブルにはしびれた。南米相手に南米なみのドリブル。日本は変わった。
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2010年06月15日

ワールドカップ:日本、1-0でカメルーンに勝利、ドイツ初戦の恨みを晴らす

ワールドカップ開始前は、ぼろくそに言われていた日本代表だが、いざ大会が始まっていれば、今までのどの日本代表よりも強かった。身体能力は高いし、技術はあるし、試合運びもよいし、やばいところで粘るメンタルもある。



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W杯日本対カメルーン後半開始1対0の興奮

全然興味のなかったワールドカップだが、いざ始まってみて、メッシやマラドーナの姿を見ると萌えてくる。

全く見る気のなかった日本対カメルーン戦。会社から帰って、シャワーを浴びてから、テレビをつけてみれば、後半開始、日本が1対0で優勢。カメルーン相手に1点先取。嬉しい。

深夜だろうなと思っていた放送時間も、21時台、23時台で放送してくれるので、見る余裕がある。スペイン、ポルトガル、アルゼンチンの試合は見たい。
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2010年06月12日

スポーツ批評:南アフリカワールドカップ開催、サッカーの社会的役割

さて、南アフリカでワールドカップが始まったけれど、興味なし。強豪クラブの方が国家代表チームより強いし、南アフリカは治安が悪そうだし、放送時間も深夜で見る気がしない。以前は4年に1回のワールドカップが大変待ち遠しかったのに、年齢を重ねて新陳代謝が悪くなったせいか、ワールドカップに興味がないせいか、ドイツ大会は1年くらい前の出来事のように思える。
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2009年11月29日

内藤対亀田戦:亀田興毅判定勝利で2階級制覇達成

世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ、チャンピオン内藤大助対チャレンジャー亀田興毅戦は、判定の結果、亀田興毅の勝利となった。亀田はこれにて2階級制覇達成、2年前の弟のリベンジを果たしたことになる。続きを読む
タグ:スポーツ
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2009年10月03日

東京オリンピック最終候補落選のニュース〜エコロジカルなオリンピックとは

2016年オリンピックのコンペディションが終わり、リオデジャネイロが開催地に決まった。東京は落選した。最終プレゼン前、日本のテレビ・ニュースメディアは、東京オリンピック開催なるかと、盛り上がっていたし、東京の落選決定後も、落選ニュースで盛り上がった。ただし、この盛り上がりは、日本のテレビ・ニュースメディアのみだったように思える。東京都民も日本国民も別にオリンピックの話で盛り上がっていないように感じられた。

テレビと実際の東京の熱の差はなんだろうより強く思ったきっかけは、NHKBS1の『今日の世界』が伝える、国際的視点にたってのオリンピックニュースだった。同一時間帯に放送される日本のニュース番組では、東京当選かと盛り上げているけれど、『今日の世界』は、東京が一番人気ないとばっさり切っている。北京でこの前やったばかりだし、過去に東京で一度やっている。対して、南米大陸はオリンピック未開催だから、リオデジャネイロが一番人気だという。

最終プレゼンテーション開催当日のニュースでも、日本の民放は、東京が投票1位になるかと、まあ無理だろうけど一応盛り上げていたけれど、『今日の世界』は、さも落選して当然のような伝え方。実際、落選したし。

なんだか落ちて当たり前だった気がする。近代オリンピックという、国民国家を単位として、国民全体を盛り上げる行事に、東京という近代化達成後の街は、最早熱中できないのだろう。東京都民全員の興味関心がばらばらに細分化されており、誰かが盛り上げようとしても、冷めた目線で見る人の方が多い。近代オリンピックという国民の意志集結装置が、機能しえないのだ、病的なまでに発展した東京という都市では。

さて、では東京に何が必要なのか。鳩山首相がプレゼンしたような、環境都市東京、環境問題の時代にふさわしい脱近代的オリンピック、エコロジカルなスポーツの確立が求められるのだろうか。そもそも、エコロジカルなスポーツは、世界新記録とかオリンピック新記録の更新を目指して、高プレッシャーの中、競争するようなものではないと思える。そういう競争過多の姿勢こそ、環境問題と紛争を引き起こしたのだと思える。

スポーツマンシップや、友愛の精神をスポーツで育みたいというなら、世界新記録なんて、目指すことは不要だ。エコロジカルなスポーツ、エコロジカルなオリンピックは、近代オリンピックとは異なるロジックの祭典となるだろう。



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by G-Tools , 2009/10/03


タグ:スポーツ
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2009年08月24日

高校野球、日本文理の決勝進出は、情報の爆発的増大のおかげだった



僕の地元新潟県代表の日本文理高校が高校野球の決勝戦まで行った。結局今日、中京大に負けちゃったけど、新潟県代表が夏の甲子園の決勝まで行くなんて、新潟県人にとっては夢物語だ。大河ドラマの主役に直江兼次がなるより、奇跡度が高い。死ぬまで一生ないと思っていた。新潟県代表なんて、僕が子どもの頃から、甲子園に出ても1回戦か2回戦で敗退。ベスト16まで行けば県中で大喜びって感じである。今日は熱闘甲子園を見ながら、ビールを飲むし。

最近の甲子園は、名もない高校が決勝まで行きやすい。初出場時ぼろ負けの高校が、出場2回目で初優勝したりと、やたらとドラマチックなのである。甲子園の人気は、プロ野球同様下がっているけど、実は最近、波乱ばかりで面白い。何故か。ネットを初めとした情報産業が発達したおかげだと、個人的には思う。

情報の少ない昔は、一部の強豪校が毎回勝った。情報技術が超新星爆発的に発達した現在は、伝統とノウハウのない高校でも、昔よりも容易に情報を収集できる。ビデオ、DVD、ハンディカメラ、デジタル録画、情報を集め、分析し、作り出す装置が、一般に広まったおかげで、甲子園に出場する高校全体のレベルが上がった。これは、低レベルの高校と、常連高の実力差が縮まったことを意味する。

情報活用の増大に伴う、日本全体のレベル底上げ、プロとアマの技術格差の縮小は、甲子園以外でもいたるところで起きている。音楽制作、映画製作、番組制作、小説の執筆、雑誌の創刊、誰でも金をかけずに、いろんなメディアを制作できるようになった。情報の爆発的増大は、個人の趣味の多様化も促進した。多種多様な面白情報が大量に誕生した結果、プロ野球や甲子園は、国家イベント的地位から落第した(甲子園の魅力低下も、上位高と下位高の格差解消の要因の一つだ)。

日本人はバカになったというが、そんなのは時代の変化を直視できないおやじの戯言だ。高校生の野球の技術とか、サッカーの技術とか、カラオケでうまく歌う技術とか、文章書く技術とか、情報産業のおかげで、絶対昔よりもレベルが上がっていると思える。情報と趣味が多様化した結果、国家イベントはなくなりつつあるけど、今度の総選挙は、国家イベントとなるだろうか。そのうち「日本国の政府」という意味演出装置さえ不要になり、ステートレス、ボーダーレスなSF的未来が到来しそうけど。
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2008年12月21日

FIFAクラブワールドカップ 優勝はマンチェスター・ユナイテッド

FIFAクラブワールドカップ、優勝はマンチェスター・ユナイテッドとなりました。

南米王者リガ・デ・キトとの決勝戦は、1−0でマンチェスター・ユナイテッドが勝利しました。(後半ルーニーのゴールです)。マンチェスター・ユナイテッドは9年ぶりの世界一となりました。

南米チャンピオンになったリガ・デ・キトとマンUの予算、選手の年俸は、桁違いであることは確かですが、金額の差を感じさせないゲーム内容でした。

クリスティアーノ・ロナウドのボールタッチ、パスに酔いしれました。実際はM−1ずっと見てたけど。
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2008年12月14日

Number(ナンバー)2008年 12/25号の特集は「攻撃進化論」

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2008年 12/25号 [雑誌]Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2008年 12/25号 [雑誌]

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2008年 12/11号 [雑誌] Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2008年 10/2号 [雑誌] Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2008年 7/3号 [雑誌] サッカー批評 issue41―季刊 (41) (双葉社スーパームック) Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2008年 6/19号 [雑誌]

by G-Tools



Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2008年 12/25号の特集は「攻撃進化論」。現代サッカーにおいて「攻撃」がどう進化したのか、特集されています。勝っていても芸術的なパス回しで攻め続けるスペインが、EURO2008で優勝しました。現代攻撃サッカーの特徴は、「コレクティブ・カウンター(組織的なカウンター)」。カウンターとは本来、前線に残った2、3人の選手だけで点を取る速攻を意味しました。旧来のカウンターが「インディビジュアル・カウンター(個人のカウンター)」とすれば、現代のカウンターは、守備でボールを奪った後、大勢が一気に走り出し、ゴールを目指す、組織的なカウンターなのです。EURO2008でも、オランダ、ロシアなど「コレクティブ・カウンター」を駆使したチームが好成績を残しました。

現代サッカーはプレスが強くて、がちがちに守りを固めるチームが勝つ、つまらないサッカーだと、80年代後半あたりから言われていました。現代でももちろん守備は強いのですが、組織的な守備に対して、組織的な攻撃が勝るようになってきました。こうした組織的な攻撃の源泉はどこにあるのか。ナンバーでは、クライフが監督として指揮した黄金時代のFCバルセロナを挙げています。

1988年から1996年まで、オランダが産んだ「トータルフットボール」のスーパースター、クライフがFCバルセロナの監督を務めました。ディフェンダーから攻撃が始まり、ストイチコフ、ラウドルップら前線の選手が変幻自在にポジションを替えるドリームチームのキーワードは「柔軟性」。創造性を重視する都市バルセロナにあって、FCバルセロナはピカソのキュビズムのような奇想天外で芸術的なサッカーを駆使し、守備全盛の時代に欧州制覇を果たしました。

現代サッカーの革新には、常にオランダが存在していると感じました。大国にはさまれた、オレンジユニフォームの国、オランダ。オランダが世界史上で重要な役割を占めていたのは、大航海時代の頃のみですが、サッカー史では常に、革新と攻撃の象徴です。
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2008年09月15日

ゴルフは性の神秘を象徴化した現代社会の儀式である

リーマンズブラザーズ証券の経営破綻によって世界同時株安が進行し、いよいよ第三次世界大戦というより、第一次世界同時多発紛争が現実化するかという緊迫感のある今日、埼玉の河川敷にゴルフをしに行った。再来週もコンペに行くから、今日はそんなに行く気がなかった。朝は体が痛いし、眠いし、ゴルフバッグを電車で持ち運ぶだけで筋肉痛になった。けれど、いざゴルフウェアに着替えてコースに立つと、気持ちが高ぶってくる。

名誉革命やフランス革命は、新聞を読むブルジョワ知識人が集う都市のカフェで生まれたが、日本の会社の社交場はキャバクラとゴルフ場である。近場の駅から行きも帰りも送迎バスに乗ったけれど、どちらにも会社の同僚か接待かと想像されるおっさんたちがたくさん乗っていた。企業名は出てこないけれど、会話内容が社内事情だから、全員働くおっさんだとわかる。受付ロビーにもおじさんがいっぱい。

夕方、肌の焼けた中年の男ときれいな中年女性がゴルフ場のロビーに座って話しているのを見た。最初は夫婦二人で来たのか、不倫で来たのかと思っていたら、男が立ち上がって、「部長お疲れ様です」と挨拶をした。すると入り口に40代以上おっさんの団体がずらずら連なってくるし、タクシーもたまってくる。彼と彼女も単なる会社の同僚で、三連休に社員みんなでコンペでもしに来たのかもしれない。

それにしてもゴルフは男根主義的だ。細長いドライバーから放たれる、白く小さな球(たまにオレンジやピンクの蛍光色ボールもあり)を、小さな小さなホールに入れるのを競うゲーム。ゴルフは紳士的なスポーツと言いながら、性の神秘を象徴化した現代社会の儀式である。新冷戦はすでに始まっている。

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松金洋子の水着でゴルフ~実践ラウンド編~
松金洋子, 佐久間章生
ビデオメーカー 2008-09-19

松金洋子の水着でゴルフ~レッスン編~ 松金洋子ヨガDVD~健康美への快感~ 松金洋子 4 Pieces BOX トップレス・ゴルフ!! ラウンド 2 松金ようこ 爆撃~巨乳警報発令~

by G-Tools , 2008/09/15

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