2010年07月14日

人類の意思決定プロセスに参加するために〜組織の構成員全員がリーダーシップを発揮する

紅茶を飲むと、コーヒーを飲んだ後みたいに疲労感や胃痛が起きない。コーヒーを飲んだ後、パブロフの条件反射みたいに疲労感が出るが、紅茶を飲んだ後は精神が落ち着く。

さて、昨日の思考の回想。昨日は、60億人を超えてふくらんだ人類がこの先どうなるか、選挙をしているようでは、人類的な問題の解決に近づけないのではないかという考えに至った。とにかく人が多すぎるし、食料が足りない。食料が足りたとしても、60億の人間を養うために大量の動植物の命が犠牲になるのは確実だ。食べられるのならまだいいが、食べられずにごみとして捨てられる牛や豚がいるのだから、可愛そうだと思って当然だ。続きを読む
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2010年02月08日

今この時代に書いて表現することの意味

自分一人のことばかり書いていても、現代では、最早問題を解決できないのではないか。これだけ大量に、機械的に、合理的に、組織的に、世界は編成されているのだから、個人も一人一人が独自に物を書いていくのでなく、団結する必要があるのではないか。

巨大企業や国家の存在を前にしては、個人の書く力は極小だ。だから、かつての先人は団結して行動した。しかし、団結した集団的な組織社会を作ったところで、結局独裁や、無気力や、人間関係の抑圧が生じた。個人の自由を保障しつつも、多様な価値観を認めつつも、協力して世界を変革していくこと。強引に世界を変革しようとすると、予想外の副作用で多くの人が不幸な目にあう。よかれと思って行った行為が、巨大な不幸を呼び起こしたのが、二十世紀だった。では、二十一世紀はどうする?続きを読む
タグ:時代 書く
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2009年11月27日

感謝と想像の時間5:最終回

命を犠牲にして生活を維持している僕たちに、何ができるだろう?

できることなんてたくさんある。考えるまでもない。客観的にみれば、そうだろう。けれど、主観的に生きていると、自分にできることなど限られていると思いがちである。

自分なんて何の才能もない、社会の役に立つこともない、未来のないこんな社会に役立ちたいとも思わない。

主観的に生きていると、自分の存在など塵のように感じられることもある。想像力を広げてみよう。続きを読む
タグ:生命倫理
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2009年11月24日

感謝と想像の時間4:命を食べて、命に支えられて、一日一日生き延びている

僕はいつも韓国産のキムチを食べている。韓国の人は、キムチをよく食べると聞く。北朝鮮の人はどうなのだろうかと、ふと疑問に思った。北朝鮮産のキムチが日本国内に輸入されることはない。北朝鮮の人は、キムチを食べているのだろうか。グーグルで調べればすぐにわかることだろうが、外にある知識に頼ることは、この場合重要ではない。北朝鮮の人々の状況に、想像力を広げてみよう。

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食と文化の謎 (岩波現代文庫)
Marvin Harris
岩波書店 2001-10
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star面白いです。けれど、ちょっと物足りないですね
star個人的なことですが
star肉食に関する科学的で広い知見はすばらしい!
star肉を食べるということは?
starすべては経済的な理由なのか...

食と日本人の知恵 (岩波現代文庫―社会) 世界地図から食の歴史を読む方法―料理や食材の伝播に秘められた意外な事実とは? (KAWADE夢新書) 食の世界地図 (文春新書) 食卓の文化誌 (岩波現代文庫) 食文化入門

by G-Tools , 2009/11/24


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2009年11月23日

感謝と想像の時間(3)感謝の気持ちは想像力から生まれる

東京都内が贅沢だというのは嘘だ、都内で生活する人の多くに貧困が広がっているという意見もあるだろう。確かに僕個人の周りでも、ホームレスの人をよく見かける。



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2009年11月21日

『感謝と想像の時間』2:アフリカの現実と東京の現実

アフリカで起きている飢餓のニュースを見る。やせ細った子どもたちが、テレビ画面に映し出される。僕たちが暮らす日常とは、別世界の光景のようである。

世界の富の分配は明らかに不公平だけれど、東京で暮らす多くの人は、食事を残しつつ、日常生活を送っている。スーパーやコンビ二に大量の食品が並ぶ。外食産業の競争も盛んである。売れ残った食材は廃棄される。リサイクルにまわされることもあるが、新鮮な食品が常に店頭に並ぶほど、東京都内には、食料が供給されている。

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2009年11月15日

『感謝と想像の時間』1

 近所のスーパーマーケットで売っているキムチをよく食べるようになった。キムチの原料、唐辛子に含まれているカプサイシンを摂取すると禿げにくくなると、テレビの情報バラエティーで聞いたのがきっかけだった。
 キムチの味は強烈だけど、何故だかどんな食べ物ともあう。ビールとも相性がいい。一人暮らしの野菜不足を補ってくれそうでもある。有名焼肉店のブランドネーム入りのキムチが、四百円くらいで手に入るのだから、ついつい食べることになる。
 キムチを食べていると、産地である韓国に想いが向いてくる。キムチを食べるようになってから、日本国内でブームと言われても、興味がなかった韓流映画も見るようになった。

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2009年11月05日

何も行楽地に行く必要はないし、娯楽を求める必要もない

太陽が輝いていた。

太陽の光によって、地上にある緑が冴え渡る。

午後、東京の街中を歩いているだけで、歩道の緑が目にふれる。続きを読む
タグ:文明批評
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2009年11月04日

部屋の中に本がたくさんある

部屋の中に本がたくさんある。
ソフトもたくさんある。
こんなにたくさんはいらない。

たくさんのことを知りたいと思っていた。
知る義務があると思っていた。
それで忙しくなっていた。
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タグ:文明批評
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2009年11月03日

生まれてきたことの意味を考えてみるよりも、生きていることの意味を考えてみること

生まれてきたことの意味を考えてみるよりも、生きていることの意味を考えてみること。

生まれてきて、すぐ亡くなる人もいる。生まれてきて、育ってみたが、人間の食物になる動植物もいる。こうして思考している僕らは今、生きている。死んでいるのではない、何かの命を食物としていただいて、生きている。

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タグ: 文明批評
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2009年11月01日

クローズアップ現代文化:文明を逆転する

 最近ずっと、口にした動植物が生きていた頃の姿を想像してみた。生前の彼ら彼女らの姿というやつだ。鶏の卵は、まだ生まれてきていない。僕が口にした肉の中には、子どもの命も含まれていただろうか。

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クローズアップ現代文化:駆けこみ乗車はせわしなさの象徴

 仕事帰りの地下鉄。
 地下鉄のホームへおりる階段を歩いていたら、電車の到着音が聞こえてきた。
 車輪がきしむ音がする。人のざわつきが聞こえてくる。走れば、電車に間に合う。しかし、僕の前には、ゆっくり歩くおばあさんがいる。
 改札を走り抜けようとしても、おばあさんが、ゆっくりと歩くので、進めない。

photo
欲望という名の電車 (新潮文庫)
小田島 雄志
新潮社 1988-03

ガラスの動物園 (新潮文庫) アーサー・ミラー〈1〉セールスマンの死 (ハヤカワ演劇文庫) テネシー・ウィリアムズ しらみとり夫人・財産没収ほか (ハヤカワ演劇文庫 6) A Streetcar Named Desire (New Directions Paperbook) 八月の光 (新潮文庫)

by G-Tools , 2009/11/01


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2009年10月30日

このブログはただの文芸批評です。過度の期待はしないでください

 僕が今書いているこれは、一体何だろう。毎日口にした動植物の命について記録して、人類がどれだけたくさんの命の恵みを享受しつつ、生きているかを記録したこれは。

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悲しき熱帯〈1〉 (中公クラシックス)
Claude L´evi‐Strauss
中央公論新社 2001-04

レヴィ=ストロース入門 (ちくま新書) 野生の思考 レヴィ=ストロース講義 (平凡社ライブラリー) はじめての構造主義 (講談社現代新書) 神話と意味 (みすずライブラリー)

by G-Tools , 2009/10/30


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タグ:文明批評
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2009年10月29日

クローズアップ現代文化:カツ丼のおかげで明日も人生が続きます

(2009年10月28日(水))

 昨日390円のカツ丼を食べて、390円という低価格で豚さんの命が消費されることの問題を意識したばかりだというのに、今日も昼に390円でカツ丼を食べてしまった。当初はそんなお腹も減っていなかったし、ベジタブルサンドでも食べる予定だったのだが、390円なのは数日だけという広告に踊らされて、ついついまた豚さんの命をいただいてしまった。別に法律に抵触する悪いことをしているわけではないけれど、豚さんに申し訳ないことをしたなと思った。

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タグ:文明批評
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2009年10月28日

クローズアップ現代文化:豚さんの命390円でした

 昼休み、お腹はそんなに減っていなかったが、カツ丼特別価格390円の広告が目に入ったので、定食チェーン店でカツ丼をいただいた。
 どんぶりに豚カツと卵がのっている。食べながら、豚の命が390円程度なのだろうかと不思議に思った。もしも、僕が今いただいている豚さんの命が390円ならば、豚さんは悲しく思わないだろうか。


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タグ:文明批評
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